タイトル | : Re: 本当に良い在宅ワーク・SOHOを探すのはたいへんですね |
記事No | : 172 |
投稿日 | : 2007/02/02(Fri) 02:10 |
投稿者 | : 管理人 |
投稿ありがとうございます。
良い仕事というのは、本当になかなか見つからないものですね。 それは在宅ワークに限ったことではありませんが、在宅ワークに対する期待が大きいだけに 強く感じるのかもしれません。 貴重なご意見になかなかレスが付かないので、管理人の私からコメントを少々・・。
> でも、データ入力など詐欺がたくさん > http://kuropanda.rojo.jp/main_menu/zaitakuwork.htm
当サイトでも書いていますが、確かにデータ入力系の在宅ワークに悪質な業者が存在するのは事実です。 「誰でも出来る」という謳い文句につられてつい・・という初心者の被害が多いようですね。 昔はデータ入力もそれなりのスキルを求められましたので、誰でも出来る仕事ではありませんでしたが、 今では初心者でもできる仕事が本当に増えてきました。ですから在宅ワークの『99%が詐欺』という 表現は適切なのかという問題はありますが、やはり特定負担(初期費用)が必要なデータ入力のお仕事の 場合は特に注意が必要だと思います。
> 実際には違法すれすれのマルチ商法・ネットワークビジネスが多数です。 > http://kuropanda.rojo.jp/main_menu/kiken101.htm
「ねずみ講」「マルチ商法」について解説されていますが、少し偏った見解ではないかと感じました。 まず、「ねずみ講」⇒「マルチ商法」に形態を変えてきたという意味の表現ですが、「ねずみ講」と 「マルチ商法」はまったく別のものです。 ねずみ講は「無限連鎖講の防止に関する法律」で禁止されている行為です。一方、マルチ商法は 「特定商取引に関する法律」に違反する連鎖販売取引(MLM)のことを指します。つまり、ねずみ講は いずれ破綻することがわかっている行為であるのに対して、連鎖販売取引は消費する商品があるので 破綻する行為ではないということです。(商品なら何でもOKという意味ではありません)
くろぱんださんもそうだと思いますが世間一般にマルチ商法の意味を誤解されている方が非常に多いようです。 「連鎖販売取引」=「マルチ商法」ではありません。正しくは、連鎖販売取引の中で違法な活動を 行なっているものを総称してマルチ商法と呼びますので、合法な活動を行なっているものはマルチ商法 とはいわないのです。 そもそも「違法すれすれ」「グレーゾーン」がどういった状況なのかがよくわかりませんが、 その活動が違法でないならマルチ商法ではないということです。
連鎖販売取引とは「消費者参加型ビジネス」で、主催企業の商品を購入(消費)する条件でビジネスにも 参加できるというシステムになっています。つまり、「愛用者」という大前提があってこそのビジネスなのですが、 愛用者の部分が欠落しビジネス面だけで行動する人が多いことから問題も発生すると考えられます。
ですから、くろぱんださんのHPで 『誰かに収入があり儲かれば、それと同額、誰かが損をする』とありますが 愛用者の立場で考えるなら「損」は一切ありません。損をすると考えるのはビジネス面だけ見ているからです。 たとえ参加のきっかけがビジネスライクであっても、愛用者になれない人はビジネスに参加するべきではないと思います。
『TVやCMで宣伝して店頭やインターネットで通常販売したほうが利益がでるし、購入する側もやすく買えます』 一般に広告宣伝は膨大な金額を要します。MLMの特長は、消費者に宣伝してもらうことで 広告費用の大幅な削減を実現したところです。広告費用が抑えられた分だけ販売価格を安く出来ますし、 店舗を構える必要もありませんので、一概に店頭販売のほうが安いとはいえないと思います。
『健康不安や環境保護への関心の高まりを利用して儲けようとしているにすぎないのです』 これはMLM以外のすべての販売形態にもいえることです。
『身近な人への勧誘は人間関係を壊し、あなたの人生を狂わせます』 確かに以前は問題になっていました。しかし、今ではインターネットを使った広告宣伝へと移行してきて いますので、こういった問題は徐々に減ってきています。
以上、ちょっと気になった部分についてコメントさせていただきましたが、 実際の話として、MLMに参加する人の中に違法な活動をする人たちがいる(いた)のも事実です。 そういった人たちがいるから誤解や偏見を持つ人が増えるのではないでしょうか。現在MLMに参加中の人や これから参加を考えている人は、必ず法律を守った活動をするよう心掛けて下さいね。
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