お仕事選びで注意していただきたいこと
在宅ワークで起きるトラブルですが、やはりお金に関するものが多いようです。ここではそういった金銭的なトラブルに巻き込まれないためにも、お仕事を選ぶ際に(特に初心者が)注意していただきたい点について解説します。
初期投資(初期費用)がかからない場合
よく「無料でできるから安心」と思っている人が多いようですが、このような仕事には以下のような問題が起こる可能性もあるということを頭に入れておきましょう。
「初期投資なし→低報酬単価」ある程度の収入を得るには時間と労力が必要です。
獲得報酬が少ないと支払いが翌月以降に繰り越される場合が多い。
契約しても仕事がまったくないというケースもあります。
仕事に対する報酬をきちんと払わない業者が存在します。
初期投資(初期費用)が必要な場合
初期投資することはその段階ですでにリスクを背負うということになりますので、このような仕事を始める場合は以下について十分注意して下さい。
「初期投資あり→高報酬単価」ですが、初期投資額を回収できる保証はありません。
ほとんどが成果報酬というかたちをとります。成果がなければ報酬はありません。
契約しても仕事がまったくないというケースもあります。
初期費用が目当ての「内職商法」「資格商法」を行なう業者が存在します。
内職商法・資格商法とは
■内職商法
仕事を始めるにあたり、専用の通信機材、パソコン、教材、システム使用料などで数十万円の初期投資が必要な仕事。初心者OKのデータ入力などの在宅ワークに多く、仕事があったとしても初期投資したお金すら回収できません。
その他にも、宛名書きなどの手作業の仕事で登録料が必要なものは、ほとんどが内職商法だと思って間違いありません。
■資格商法
「資格を取れば仕事を斡旋する」といって、資格取得の為に数十万円の費用を要求してきます。このようなケースで仕事を受注できることはまずありません。
※初期投資(費用)が必要な場合はすべてクーリングオフの対象となります。契約書に書かれているはずですので必ずチェックしておきましょう。もし書かれていなくてもクーリングオフは適用できますので、少しでも怪しいと思ったら迷わず契約を解除しましょう。(クーリングオフとは理由に関係なく契約を解除できる制度のことです)
※クーリングオフの方法や相談は社団法人日本訪問販売協会公式WEBサイトを参照
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